山川漬が伝わる鹿児島県指宿市山川地区は，薩摩半島の南端，開聞岳の麓に位置し，昔から大根の栽培が盛んであり，冬でも霜が降りないことから，大根の干乾にも適しているところです。

古い資料によれば，文禄元年（1592年），豊臣秀吉の朝鮮出兵に向けて山川港から出航する島津義久の軍船に，付近の農家が漬けた大根の漬物を食料として積み込んだと記されており，これが今日の「山川漬」であると考えられます。

山川漬は，平成3年に「鹿児島県ふるさと認証食品制度」の対象とされました。鹿児島県の定めた基準に沿って審査・認証を行う機関である「鹿児島県山川漬協議会」は，歴史ある鹿児島の伝統食品の文化を継承して行きたいと考えて業務にあたっております。

大根を寒中長期間吊り干し、十分に乾燥させた後、杵で塩を混ぜながら入念に突いて柔らかくします。
瓶壷に堅く密閉して漬込み、長期間熟成させた鹿児島県の伝統食品で、「ふるさと認証食品」にも指定されています。そのままでも召し上がれますが、お好みの三杯酢に漬ければ、ご家庭の味としても楽しんでいただけます。

【原材料】　干しだいこん
【漬け原材料】　食塩
【原料原産地】　鹿児島
【保存方法】　冷暗所
【賞味期限】　製造日より１８０日
【内容量】　200ｇ